3種類の履板をアップしました。

Panzer Ⅴ ”Panther” early model. Panzer Ⅴ ”Panther” late model. RussianT-28 Medium Tank  の3種類です。

Panzer Ⅴ ”Panther” early model この個体は戦後、何かの構造物(壁や塀など)の一部として両サイドを溶接されていたようです。明確な溶接跡があるのですがこれもこの個体の歴史なのでそのままにしています。砲身がゲートの柱だったり色々有りますがまさか実際に手に取ることになるとは。

Panzer Ⅴ ”Panther” late model  この個体は後期型ですが摩耗跡が無いのでほとんど使われていなかったようです。表面は痘痕状になっていて質の悪さが一目瞭然です。戦争末期には再利用のありとあらゆる”屑鉄”が再利用されていたのがこの個体を見ると納得できます。悲しい現実です。

RussianT-28 Medium Tank  最近当博物館の仲間入りをした赤軍のT-28中戦車です。戦間期に開発された多砲塔戦車で3つの砲塔を持っています。前期がクロムニッケル鋼の精密鋳造、後期が大量生産と耐摩耗性に優れた打ち抜き製造により作られています。後期の鋼材の組成がハッキリしませんが磁性があるのでクロムニッケル鋼ではなく、より一般鋼に近くなっているようです。まだまだ勉強不足です。

Facebook等でのお知らせはご迷惑をおかけしますのでやめました。コッソリと更新します。(笑)

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