所蔵番号 No,23
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(マウスポインタで履板を動すことが出来ます。)

- 寸法 : 34 × 12 × 15 cm
- 重量 : 5,0 kg
- 製造初年度: 1941 (推測)
- 制式番号: 不明
- 磁性 : 無し
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PANZER II G型
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おたまの酔言
PANZERII G型 で間違いないと。確定してないのか?と言われると思いますが履板の比較資料が、写真はおろかイラストもありません。無いんです、見つけられないのかも知れませんが・・・、無いんです。履帯・履板の専門書・バイブルと言えばドイツのDr.Peter Schwarzmann の著書 ” PANZERKETTEN"が世界で唯一無二のものですが写真はおろかイラストも無く、と言うかG型そのものが載っていません。公式には12両しか完成しなかったとなっていて実戦経験無しで訓練に使われたとなってます。当館のこの個体はその訓練所のあった国で発見されていますが細かい地域が不明なのが悔やまれます。当館に収蔵する時点では何の履板かが不明でしたが前オーナーとお互いに翻訳ソフトを駆使して何日も掛けて捜索しました。(笑)その結果、上の画像とその他の数少ないG型の画像からG型と鑑定しました。その根拠は正面のグリップ部の真ん中の突起が正方形に近い事と、この画像でも少し分かるのですが裏側の誘導歯の幅が広くほとんどブロック状にまでなっていることが決め手になりました。
このG型に関してはまだ他の資料や専門家のご意見などを募って継続して調べていきたいと思ってます。情報お持ちの方のご協力をお願いいたします。m(_ _)m