所蔵番号 No,40
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(マウスポインタで履板を動すことが出来ます。)
- 寸法: 38 × 14 × 15 cm
- 重量: 7,2 kg
- 製造初年度: 1944
- 制式番号: Kgs 61/400/120
- 磁性 : 無し
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おたまの酔言
TYP 7にはこれの他にシェブロン(滑り止め)があるタイプがあるのですが中々巡り会えません。
また、このタイプは1944年製造開始なのですが何故かこの個体には磁性が有りません。
お好きな方はお気付きと思いますが履板の諸元は最低限にしてますが最後に”磁性”を入れています。これは履板の鋼材の判別の為です。
同じタイプの前期型・後期型の場合、前期型には磁性が無く後期型は磁性有りになるのが普通です。
これは日本やドイツのような資源を持たない国において戦争が進むにつれて希少金属の在庫が枯渇してくるからです。
もちろん鋼材そのものが不足してくるので戦場での廃材の再利用のように粗悪材料での製造が増えてきます。
しかしこのⅢ/Ⅳ号の履板の最終型であるTYP7には希少な合金が使われている事になります。
時間的要件以外に地理的な要件があったのか?はたまたその他偶発的な要件があったのか?一杯呑みながら妄想にふけるのには良いネタですね。