車両館では当館所有のドイツ軍車両や作業車・連絡車などを展示しています。

中にはお遊びのヤツもありますが笑って許してくださいませ。

SD.KFZ.2 ケッテンクラート  

制式名称 Kleines Kettenkraftrad   NSU型式 Typ(Type) HK 101

1944年12月製 後期型

当博物館所有の1944年12月製造の後期型の個体です。

本来、後期型にはヘッドライトやウインカーは付いていません。

この個体は国内でナンバー登録するために保安部品を取り付けました。

どうせ付けるならと当時のリプロ部品を取り付けてあります。

タミヤさんのプラモデルを作ったことのある方にとってはこの形ですよね!

この個体は御殿場市で自動車関係の会社の社長さんでNPO法人”防衛技術博物館を創る会”の代表理事でもあられるK社長が自らレストアされたもので、その顛末は”ケッテンクラート解体新書”(アルゴノート社)に詳しく載っています。(宣伝)

仙台市の泉ヶ岳スキー場の空き地での走行風景です。
操縦してる汚い爺が管理人おたま(ザク爺)です。

シュタイヤー 1500A/02

Steyr 1500A/02 Kfz.15

1943年製のシュタイヤー1500A/02です。後期型です。

あのフェルディナント・ポルシェ博士が設計開発した空冷V8の四輪駆動車です。

前期型の01との違いは見た目ではリアのオーバーフェンダーが省略されているぐらいですが

機械的にはチョコチョコと変更されています。

詳しくは「カマド軍用メカ図鑑シリーズ 1  シュタイヤー1500A」をお読みください。(宣伝)